まずは冬の韓国旅行に持って行くと便利な防寒グッズをご紹介します。

ダウンコート
・気温が10℃から1℃くらいの日にはウールのコートなどでも過ごせますが、0℃以下になると厚めのダウンコートがおすすめ。
特にフードがついていて、お尻を覆う長さのあるロングダウンコートだとより安心です。
ただし、室内や地下鉄内は暖房が効いていて暖かいので、暑がりな方やあまり外に出歩かないという方は、ウールのコートに薄手のインナーダウンを重ねて調節するなど、検討してみてください。

あったかインナー
韓国の冬の寒い日は暖かい肌着は必需品です。
韓国にも、日本でおなじみのユニクロや無印良品などのお店があるので、寒さに困ったら現地であったかインナーを購入することもできます。
風が強かったりマイナス５℃以下の日には裏起毛のレギンスなども履いて上下ともに防寒対策をしましょう。
韓国の地下街などにも裏起毛のレギンスやジーンズなどは安く売っているので、現地調達も可能です。

手袋
韓国の冬の突き刺すような寒さで手がかじかんでしまうので、手袋を持ち歩くのがおすすめ。
旅行中は地図を見たり、写真を撮ることも多いのでスマートフォン対応の手袋があると便利です。
こちらも韓国の街中や地下街などでたくさん売っていますので、現地で買うこともできます。

使い捨てカイロ

カイロは韓国語で「핫팩」と言います。
寒さが厳しい日には、使い捨てカイロは必需品。コートの左右のポケットに１つずつ入れて持ち歩いたり、肌着に貼ったりして防寒しましょう。
韓国でも本格的な冬が来る前に箱買いする人が多く、困ったらコンビニやスーパーなどで買うことができます。
野外のイベントの予定があったり、観光で長い時間外にいる予定のある方は、屋外用のカイロを持って行くのがおすすめです。

他にも帽子やマフラー、厚めの靴下などで体を冷やさないようにして、冬の韓国旅行を楽しみましょう！

②体が温まる韓国料理

韓国料理は辛いものも多く、寒いときに体を温めてくれるグルメがたくさん。

参鶏湯(삼계탕)
主に生後数十日の若鶏のお腹に、もち米や高麗人参(朝鮮人参)、なつめ、栗などを詰めて長時間煮込んだ韓国の伝統料理です。
肉は柔らかく、スープは鶏肉のだしが出ていて、食欲のない時も食べやすい優しい味。
初めて韓国に行く方や辛い物が苦手な方にも食べやすく、体が芯から温まる人気の韓国グルメです。

スンドゥブチゲ(순두부찌개)

韓国語で「純豆腐の鍋料理」という意味の韓国料理。
魚介類や野菜とスンドゥブを唐辛子ベースの調味料で煮込み、おかずと一緒に１人前ずつ石鍋の定食スタイルで運ばれてきます。
辛めなので体があたたまる冬の定番グルメ。韓国では定番の家庭料理でもあります。
日本からの観光客にも人気で、韓国旅行中の朝食やランチに人気のメニューです。

タッカンマリ(닭한마리)
日本の観光客に大人気の鶏肉の鍋料理。
韓国語で「鶏一羽」という意味の名前のとおり、鶏肉がまるまる大鍋に入っています。
韓国産の新鮮な鶏肉を使用したり、何種類もの韓方薬(한약)を入れて栄養と豊かな風味を出すなど、店によって工夫がされています。
日本で食べられるお店はそこまで多くないので、ソウルに行ったときは地下鉄１・４号線の東大門駅９番出口から歩いて５分ほどの路地裏にある「タッカンマリ横丁」に食べに行ってみてくださいね。

カムジャタン(감자탕)
コクのある辛いスープで骨付き豚肉やじゃがいもをよく煮込んだ韓国の定番鍋。
冷えた体にスタミナを注入してくれるため、特に冬に人気です。
シメは、残ったスープにご飯を入れて볶음밥(焼き飯)を追加注文するのが定番。
栄養満点のスープをご飯と一緒に最後の一滴まで食べつくしましょう。
볶음밥を注文するときは、カムジャタンが食べ終わる頃、スープがやや残った状態でお店の人に「밥을 볶아주세요.(焼き飯をお願いします)」と伝えればOK。
注文時にお腹いっぱいであれば、ご飯は１人前にしておきましょう。

また、食事のあとは汗蒸幕やチムジルバンに行って体を温めるのもおすすめです。

地面の凍結
韓国の冬は、道路が凍っていることが多いです。特に雪が降ったあとの道は注意が必要。
マンホールの上にマットを置いてくれている場合もありますが、マットごと滑って転ぶ可能性もあります。
冬はヒールなどは避け、歩きやすい靴で足元には常に注意して歩きましょう。

スマホを冷やさない
寒さの中スマホを使用したり放置したりすると、充電が急激に少なくなったり、いきなり電源が切れたりする場合があります。
特に零下の日には外気になるべく触れないようにポケットにいれたり、ポーチや布でくるんだりして対策をするのがおすすめ。
もしスマホが冷えてしまったときはカイロなどで温めるのではなく、手で包んで体温で温めてみてください。
また、ホテルの部屋はオンドルや暖房が効いているので大丈夫かとは思いますが、寝ている間も寒い場所に放置しないように気を付けましょう。

オンドルに注意
韓国ならではの床暖房「オンドル」はホテルだけでなく、飲食店などでも見かけます。
オンドルは暖かくて快適ですが、上に物を置くときは注意が必要です。
お土産に買ったチョコレートやリップなど溶けやすいものは、テーブルや棚の上など床から離れたところに保管しましょう。

お肌の感想対策
韓国の冬は寒いうえに乾燥しているので、何も対策をしないで寝ると朝起きたときに顔がパリパリになっているなんてことも。
ホテルに加湿器があればつけたり、なければ濡れたタオルを部屋に干す、お風呂にお湯を張るなどして乾燥を防ぎましょう。
マスクをして寝るのも乾燥防止に効果的です。
また、寝る前には顔に保湿クリームをたっぷり塗って乾燥対策を。
韓国コスメは街中どこでも手に入るので、お土産として保湿できるスキンケアを選ぶのもおすすめです。

いかがでしたか？今回は韓国の冬の防寒対策についてご紹介しました。
冬に韓国に行かれる方は寒さに気をつけて旅行を楽しんでくださいね。

発音に不安がある方は気になる単語やフレーズをコピーして翻訳サイトで音声を聞いて発音の練習してみてください。